『保養とごはん〜家族を放射能から守る食事法〜』@ひとつのおさら
福島第一原発事故から7年たった今も深刻な放射能汚染 が広がり、放射線による人体、なかでも胎児や乳幼児に与 える影響については、誰も明確な答えをもっていません。 しかし私たちは、いまこの瞬間も放射能に汚染されたなか で生き、小さな子どもたちは、さらに何十年も生き続ける ことになります。
この7年間、放射能汚染に対して不安を持つご家族を対 象に継続してきた疎開保養キャンプ『海旅Campでは、 免疫力向上や心身の健康のための食事作りやみそ作りを通 じて実践を重ねてきています。
しかし残念ながら、放射能対策や保養の取り組みについ ての関心は年々薄れ、運営費やスタッフ集めについての苦 労は増すばかり。そのような中で私たちは、これから20 年以上、これから産まれてくる子供たちが大人になる頃ま では少なくとも、このような取り組みの継続は必要だと考 えています。
そしてこれからは、私たちが保養の現場に学んできたこ と、実践してきたことを分かち合うことで、地域や立場の 垣根をさらに乗り越えて、皆で保養の文化を支えていけた らと願っています。
今回の連続講座では、特に東洋の伝統的アプローチにの っとった食事法、調理法として分かち合えたらと思います 。
発酵食品や穀類、野菜類や海藻類を中心とした伝統的な 日本食の知恵を食生活に取り入れることで、放射能の害か ら家族、地域、コミュニティを守り、一人でも多くの人が 元気になる未来を実現できたらと思います。
この7年間、放射能汚染に対して不安を持つご家族を対
しかし残念ながら、放射能対策や保養の取り組みについ
そしてこれからは、私たちが保養の現場に学んできたこ
今回の連続講座では、特に東洋の伝統的アプローチにの
発酵食品や穀類、野菜類や海藻類を中心とした伝統的な
□スケジュール
第1回 5月7日(月)☆「ひとつのおさら」4周年記念日☆
テーマ『陰陽で見る放射能と食事の知恵』
養生食づくり:季節野菜の簡単漬け(仮)
第2回 5月28日(月)
テーマ『からだを助ける調味料と保養ごはん』
養生食づくり:糀を使った調味料づくり(仮)
第3回 6月18日(月)
テーマ『家族を内部被ばくから守る食事法』
ゲスト:岡部賢二(ムスビの会)
養生食作り:鉄鍋とすり鉢を使った手作り胡麻塩(仮)
□タイムテーブル
10:00-11:30 お話①
11:30-12:30 養生食作り体験
12:30-13:30 保養ごはん
13:30-15:00 お話②
□参加費(寄付込み)
1万円(第3回のみ1万2千円)
※参加費−経費を「海旅Camp」に寄付します。
□会場
おばんざい食堂「ひとつのおさら」
〒604-0003 京都市中京区夷川通衣棚東入花立町274番地
075-204-6440
http://www.1osara.com/
□お話とワークショップ
冨田貴史(冨貴工房/海旅Camp共同代表)
西村和代(ひとつのおさら)
岡部賢二(ムスビの会)☆第3回ゲスト
☆参加者プレゼント
毎回の話の内容を録音して、参加者に差し上げします。
欠席した会の音声もすべて差し上げします。
また、録音した音声を元にレシピ付きの冊子を作る予定です。
(その売上を海旅Campに寄付予定。文字起こし隊募集中。)
□お問い合わせ・参加申し込み
冨田貴史(冨貴工房/海旅Camp)
takafumitomita1320@yahoo.co.jp
080-6947-2491
□プロフィール
◎西村和代(にしむら かずよ)
カラーズジャパン株式会社 代表取締役
京都生まれ。一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン 共同代表。
子育てやPTAでの役員経験を活かした独自の主婦視点を持ち、環境教育、食農教育、人材育成、まちづくりの分野で活動するソーシャル・イノベーション(社会変革)の仕掛け人。社会人入学した大学院では「いのちと食と農」をテーマに、小学校と協働して行う5年間の食育プロジェクトの実践研究に取り組んだ。並行して「同志社有機農業塾」で有機農業を学び、広島修道大学では農業実習の指導にあたっている。2009年に「京町家 さいりん館」を開業し、起業家支援、多目的交流スペースの提供、有機野菜の販売などを行う。2014年5月には「季節とつくり手がみえる、おうちのごはん」をコンセプトにしたおばんざい食堂「ひとつのおさら」をオープン。ほんものの食材、調味料にこだわり、からだがよろこぶごはんをつくる。2015年からは「エディブル・スクールヤード=食育菜園」を日本に広める活動を本格化、持続可能な社会へ向けた生き方、あり方などを伝える。
◎冨田貴史(とみた たかふみ)
大阪中津にて養生のための衣食(茜染め、麻褌、味噌、鉄火味噌など)を自給する冨貴工房を営む。ソニーミュージック~専門学校講師を経て、各地でワークショップを続けている。ワークショップのテーマは暦、養生、手仕事など。疎開保養プロジェクト「海旅Camp」共同代表。「21st century ship 海旅団」代表代行。『原発事故子ども・被災者支援法』を活かす市民ネットワーク代表。著書『わたしにつながるいのちのために』(2006年/自主出版)『春夏秋冬 土用で過ごす』(2016年/主婦と生活社・共著)『冨貴電報』(2017年夏至から毎月刊行 / 冨貴電報舎)など
http://takafumitomita.blogspot.jp/
◎岡部賢二(おかべ けんじ) ☆第3回ゲスト
ムスビの会主宰。正食協会理事。大学在学中に渡米し、肥満の多さに驚いて「アメリカ社会とダイエット食品」をテーマに研究。日本の伝統食が最高のダイエット食品と気づいた後、正食と出会う。講演や健康指導、プチ断食セミナーやマクロビオティックセミナーを全国各地で開催。著書に「マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会)など多数。