2016年3月31日木曜日

4/3 【自然に寄り添う山の暮らし暦*はじまりの会】@長岡

【自然に寄り添う山の暮らし暦*はじまりの会】 

山の暮らしの魅力をみんなで体験して発信しようと活動してきた私たちですが、いつも思うのは、あのお父さんは何を見て種まきのタイミングをはかっているのだろう。ゆきの表情から何を読み取っているのだろうという、自然に対する解像度の違い。

それは、感覚的なモノかもしれないけれど、この感覚を受け継ぐ人がいなくなれば、山とのつきあい方は受け継がれていかないんじゃないか。
そこに住み、そこの水を飲み、野菜を食べて時間を過ごさなければ本当の感覚なんて身につかない。

でも、みんなでわかちあえるような形にしたい。と考えたとき、山の暮らし暦をつくろうと思いました。春から一年かけて観察や聞き取りなどを行い、山の暮らし暦をつくっていきます。

暦とは、すでに決まっていて、それを追いかけるもののように感じている人は多いはず。
でも、本当は暦って、昔の人の季節の観察の蓄積なのです
ということは、自分の暦・この土地の暦をつくったってOK!
それはきっと、日記をつけるように楽しい記録になりますよ。
一緒に暦をつくってくれる方、暦を知りたい方、そんな皆さんに出会いたくて、はじまりの会を開催します。

日時:4月3日(日)【午前の部】10:00〜12:00/【午後の部】13:00〜17:00
会場:こだまの家

【午前の部】10時~12時 参加費:2000円 定員20名
「こよみの基本~太陽と月と季節の暮らし~」講師:冨田貴史さん
こよみとは循環する時間のながれ。
月の満ち欠けは私たちの暮らしにどうつながっているのでしょう。
春夏秋冬・土用で暮らす暮らしかたって?

季節の移ろいに寄り添った暮らし方について書かれた書籍
「春夏秋冬 土用で暮らす五季でめぐる日本の暦」を出版したばかりの冨田さんに
お話しいただくこよみの基本のお話です。

12時~13時ごはん
*一日参加する方で希望者にはおにぎり喫茶・ヤマカワマチ子 のランチ(600円)をご用意します。ご希望の方は合わせてお知らせください。


【午後の部】13時〜17時 参加費:2000円+資料代300円 定員15名
「じぶん暦をつくろう」講師:冨田貴史さん、糸島こよみ舎のみなさん
13時~14時 こよみトーク
 暦をつくるってどういうことなのでしょう。
 福岡県・糸島の風土を織り込んだ糸島こよみはどうやってつくられている?
 こよみをつたえる人、こよみをつくる人たちによるトークセッション。

14時半~17時 じぶん暦ワークショップ
地球暦をつかってじぶん暦をつくるワークショップ
・暦を作るってどういうこと?(60min)
・ワークショップ(60min)
・シェアリング(30min)

持ち物:筆記用具・自分の予定が分かるモノ(手帳など)をお持ちください。

<講師プロフィール>
◎冨田貴史さん
冨貴工房主宰・こよみ~旧暦、地球暦、13の月の暦)生物多様性、エネルギー、手仕事(染色、鉄火味噌etc)などをテーマにしたワークショップを全国各地で年間200本以上行うファシリテーター。著書「春夏秋冬土用で暮らす。五季でめぐる日本の暦」(主婦と生活社)

◎糸島こよみ舎 福岡県糸島市にて、海に面する糸島地域の気候風土や文化を織り込んだ「糸島こよみ」を編纂しているチーム。メンバーのそれぞれの活動も多岐にわたり、こよみを取り入れた暮らしのお話を聞くのが楽しみです!

<CAFE&お弁当>
おにぎり喫茶・ヤマカワマチ子
地域で続いてきた暮らしと、そこで育まれた人柄が素敵なので、みなさんにも紹介したくておにぎりを握っています。ノーライス ノーライフ。

主催:yamawaka_sun(やまかわさん)