2015年9月19日土曜日

小さな畑 

工房の裏の花壇でハーブを育て始めた。
工房に来てくれる人たちや近所のおばあやおじいに自家製ハーブティを振る舞える事を楽しみにしている。
冨貴畑で栽培方法を掴んだら、大豆も藍も茜も、仲間たちともう少し広めな畑で栽培をしていきたい。
味噌は、自然災害が起きても、インフラがストップしても、1年くらいは飢え死にしないくらいの量をストックできる地域の蔵的なものにしていけたらと思う。
草木染めを黙々とできる安定した身体を創りたい。
ヨガを探求したい。
身体の仕組みをよく理解したい。
内臓のひとつひとつをもっと愛でたい。
洗濯や掃除や炊事を非電化できるようになったけど、それらの所作を支える道具類は工場で作ってもらったものを使っているから、これらを自分で作ったり、せめて友人が作ったもので自給していきたい。

世界に変化を望むなら変化になれ、という言葉がある。
変化のための伸びしろは、間違いなく自分の中にあるとしみじみ実感する。
藍が芽を出し、葉を広げ、花を咲かせ、種をこぼす一連の流れを見守ってみて、その展開のひとつひとつにわくわくした。
人類という生命は、今、生から死に至る過程のどのあたりにいるんだろう。
まだ見ぬ変化、まだ見ぬドラマ。
いつか来る死に向かって、私たちはどのように生を謳歌していくのだろう。
与えられた命は今も宇宙から、生態系から、惜しみない無償のギフトをいただきながら生かされている。
有難い奇跡を深く深く実感して、生きていきたい。
感謝 拝